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2021-10-25 イベント
わざわ座 【大工の手】 銀座松屋にて
2021年9月29日(水)ー11月8日(月)
東京銀座にある老舗デパート松屋7階【デザインギャラリー1953】にて開催されています。
「大工の手」は、全国の工務店とデザイナーが協働する一般社団法人わざわ座の活動です。
高度経済成長期以降、大工を含めた日本の手仕事の多くが、生きがいとしての「仕事」ではなく、数字時間を追いかける「作業」になりました。
そんな中「大工の手」は、生活の根幹である家づくりを担う大工さんが、誇りを持って活き活きと仕事をする仕組みをつくり、豊かな気持ちが育まれることを目指したデザイン活動です。
今回の展示会には、わざわ座に加盟する全国の工務店から大工さんが造った「子供椅子」が展示されています。この数年の東京ジャパンホームショーで展示された中から、小泉誠さんが特に優れた9脚を選んでいます。
(弊社は設計坂本、大工の堺、が2018年共同制作、クラフトデザイン賞を受賞)
1.大工の得意
2.大工がつくる
3.大工が考える
4.大工と楽しむと4つのテーマで活動を伝えます。
家具デザイナーの小泉誠さんから…
「大工の手|手仕事の復権と豊かな心をつくるデザイン活動」の開催に
こぎつけることになりました。「デザインギャラリー1953」は、1953年という日本のデザインの創世期に丹下健三・亀倉雄策・岡本太郎などが立ち上げた日本デザインコミッティー が運営するギャラリーです。ここは、デザイナーの聖地とも言われていまして、建築界では「ギャラリー間」と同じような立ち位置かと思います。
今回、日本デザインコミッティー のメンバーの皆様からも背を押していただき、このような機会をいただきました。
わざわ座の活動の過去にも未来にもこのような場でお披露目できることは無いかと思っています。ぜひご参加いただけたらと思います。くわしくは http://wazawaza.or.jp/uservoice