野上のブログ

現場で書く!なおす!

今日は有田市箕島駅近くのA様家の現場から。

上写真のように、造付け家具の工事なども進みだし、大工さんの工事も終盤にかかり始めた所です。

造付け家具が出来始めていくので、室内空間も形になってきて、随分イメージもできるようになってきています。

リビングとつながる和室。少し床レベルが上がるパターンです

細部も工事が進み、

玄関のニッチなども形が出来てきました。今日の話題はトイレのカウンター。

上のようなトイレの壁から壁まで通す手洗いカウンターでありまして、

手洗いボウルはこんな感じの置型の手洗いボウル。それをイメージした上で次の写真をご覧ください。

はい。現場の床に書いた図。現場で書くとそのものズバリの大きさ=原寸になりますし、間違いもなく一番ですね。トイレの幅の問題もあって、カウンターよりも丸形ボウルの上部ははみでる感じなのもご理解いただけます?

そしてカウンターの幅を狭くするために曲がる所。赤鉛筆で書き直しているの分かります?初め書いたのも良いのですが、便器に座った際、手洗いボウルとの前の空きスペースに余裕が欲しかったため、ちょっと直しました。

こういうのは絶対的な正解があるわけではなく、色々な経験+感覚だけで、オーバーに言えば現場での真剣勝負みたいなものです。

こうして書いてくると、設計事務所で修行させてもらっていた時代に初めて所長と一緒に現場に行った際、所長がスラスラっと現場のベニヤに図面&絵を書いて、大工さんと細部を決めていったのを見て、「スゲェ〜、カッコええなぁ〜」と思った22歳の頃を思い出しました。まぁ、それから随分年月は経ちましたねぇ〜。

さあ今夜は22歳の頃のように食べて飲んで!!

いや無理ですね。今日胃カメラ飲んできて、しんどいですからねぇ〜。。。

ではまた来週でございます。


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