根来のお家②
さて、今日から根来のお家の内部へ入っていきます。上の写真を見てもらうと分かりますが、こちらのお家の特徴は「座」
直接床に座る暮らしです。『ソファもいいけど、リビングを畳にしてゴロゴロしたい!』というのは、結構いただくご要望で、ソファは置かず畳リビングやソファも置いた上で畳リビングとか、色々なパターンはあるのだけど、こちらのお家のように、食卓も「座」というのはあまりないご要望。
《とは言っても、こちらも掘りごたつ式にしたり、畳で茶の間的にしたり、色々な例がありますので、またおいおいご紹介していきます》
でも、畳に座るのと食卓に座る目線もあうし、やっぱりこれも良いですね〜。
畳にゴロゴロで外を眺めると、こんな開放感があって、風も床をなめるように入ってくるし、ここちよい。この写真を見てたらここにゴロッと寝転がりたくなりませんか?
この南の木製窓を閉めるとこんな感じ。一枚1.7m×2mのすっごい大きな木の窓です。ここに入る断熱ガラスの重量を合わすと、かなりの重量です。その窓をスムーズに動かすには、大工さんと建具屋さんの技、そして設計の知恵、優れた建築金物、そして失敗も含めた色々な経験がつまっております。一朝一夕では出来ないのは確かであります。
それと、この窓の向こうの豊かな緑。これは近くの神社の緑です。神社の近くは緑も豊かですし、何か空気も綺麗な感じがして晴れやかで気持ち良いですね。失礼にはならないように十分気をつけなければいけないと思いますが、住環境も良いですし、うらやましいですね。
先程の窓の前には障子もあります。こちらも壁の中からスルスルっと出てきます。障子を閉めるとまた雰囲気も少し変わりますね。
最後に、こちらは和室からリビング方向をみています。奥のキッチンのご紹介はまた次回。次回も、よろしくおねがいいたします〜。
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