まっすぐはまっすぐ
和歌山市和歌山県庁近くのA様家もどしどし現場が進んでいます。外観も左官仕上げの下地塗りも終わり(まだ仕上がってはいません)、杉板も張られて、いい感じ。来月中には足場も外れます。
外回りと言えば、こんな所も。
ポスト口です。杉板外壁だから左官塗りのように「ただポストの口が空いているだけ」と仕上げることはできなくて、薄い木枠を回していますが、これもまた整然としていて良いのではと思います。
同じ杉板でもこちらは納戸。角がピシッとしていて気持ち良いですね。
それから、
こちらは2階の寝室の天井板と窓。木枠と天井板がまっすぐ納まっていて、きちっとしていますね。
きちっとしていると言えば、
仕上がった姿だけでなくて、こういう下地の時から、まっすぐはまっすぐ。水平は水平。直角は直角。となっていて、整然としています。
たまに、遠方の方からなど「現場を見ていてどんな所を注意すれば良いですか?」とか「きっちりとした工務店さんを見分けるには?」などご質問いただくことがあって、う〜んと考えちゃうわけです。
「◯◯を使っている工務店はダメだ!」とか「〇〇のフレーズには注意しろ!」とか、刺激的なのものもネット上で見かけますが、そんな魔法みたいなことは無理で(プロが見るならまだしも)、結局は総合点ですから、そのつくり手の人柄とか社風とかになるんでしょうね。
ただ、やっぱり現場の仕事を見て、その人が綺麗だなとか整然としているなとか思えるなら、多分良いのだと思います。素人だし、、という方もいらっしゃいますが、やっぱり人の目はかなりの力があると私は思います。
こちらも只今建築中の岩出市根来のA様家の天井板も、「ほら。まっすぐ。整然とならんでいるでしょ」と言えば誘導しているようで、ちょっといやらしいですね〜。
こちらのお家のご紹介はまた次回。よろしくお願い申し上げます。
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