現場雑感。
家づくり現場は楽しいものです。それが既製品を取り付けていくだけでなくって、一つ一つ手仕事で造られていく現場なら尚更です。頭で考えて打合せを繰り返し、図面に起こしたものがカタチになっていくのは、つくり手として純粋に楽しいものであります。
だから、ついつい現場に出かけていきます。忙しくとも時間をつくって。もちろん大工さんや職人さんとの必要な打ち合わせはありますし、以前述べたように弊社が積極的にお願いしている「現場でのお客様との打ち合わせ」はもちろんとして、図面やデザインに行き詰まっても現場、何かに出かけた際にもついでに現場に寄ったりと。
そんな現場。週末からお邪魔してきたところで気になった一コマを。
大阪狭山市の築40年リノベ。構造の整理の真っ最中。新しい基礎や柱・梁も足されて、かなり整理できてまいりました。あとは地震に耐える壁を増やしていくのだけれれど、それもほぼまとまっておりまして、もう少しすると床張りへと進んでいきます。
白っぽいのが新しく足した、柱や梁、土台などの構造材。こちらのアングルで見ると、随分新しく足した補強材が多いですね。構造的にはかなりベターになったなと安心した一枚。
和歌山市県庁近くの新築現場。壁の断熱材入れなども終わっておりまして、これから壁下地を造っていきます。水道屋さんか大工さんがどっちかは分からないけれど、「後ろに水の配管あるから釘などで撃ち抜かないように注意してね」ということを書いております。
書かなくても、大体は分かるのだけれど、こういう事は大切ですね。
同じく。吹き抜けに面する2階の部屋の窓の木枠。無垢の木枠を入れていく工事で必ずみる光景なのですが、ノリを入れて木枠を止めていますから乾くまでガチガチに押さえつけられています。(もちろんノリだけで止めているのではありません)
なんか見ている内に、木枠の気持ちになってしまって「しんどそう」と思ってしまいました。。
先日から工事開始をさせていただいております。紀の川市の立派な日本家屋のリノベーション。見事な梁としっかりとした小屋組み。素晴らしいと思います。やっぱり良い大工さんの仕事は気持ち良いなとパチリ。
岩出市根来の新築現場。美しい吉野杉の天井板が張られたリビング空間。「あ〜ええな〜」と一枚。
最後に週末有田市箕島駅近くのH様家の地鎮祭の様子。しっかりとした地鎮祭を執り行っていただき、お客様に建物の位置をだして確認いただき、これから基礎工事が本格的にスタート!(先日は既存の土間のコンクリートをめくる作業で先行工事に入っておりました)
まだまだ気が早いですが、出来上がりと進捗がとても楽しみな現場です。うきうきする気持ちで撮った一枚。
はい。今日はとりとめのないお話にお付き合いいただいてありがとうございました。
今週はまた日高川町の古民家リノベーションの現場にもお邪魔するので、次回はそちらの話題でも。
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