やっぱり「ものづくり」が好き〜ジャパンホームショー〜

先週・今週と弊社の作業場の前を通った方はお気づきかもしれませんが、今、作業場では夜も煌々と明かりをつけて、若手大工さんが「ものづくり」に励んでおります。

毎年恒例となりましたが、弊社もほそぼそと参加させていただいております【わざわ座】さんの、【ジャパンホームショー】の展示に協力させてもらうため。

ジャパンホームショーは一年で最大（多分）の建築に関する展示会。業界でも非常に有名な展示会です。《昨年は東京オリンピックの準備のためスケールダウンしていたのですが、結局その東京オリンピックが開催されないまま今年のジャパンホームショーも迎えたんですよね。なんて、今年は開催されないと思ってたので、嬉しいびっくりですが》

昨年一昨年の課題は、著名な家具デザイナーの小泉誠さんデザインの椅子を、全国のものづくり工務店がそれぞれの大工の技を活かして造ったのですが、今年はガラッと変わりました。何を造っているか？はまだ言えませんが、皆様が想像もしないようなもの。

ただ、正直な材料を使い、大工さんの技を活かして、手仕事の大切さを活かしたものをつくるのは同じ。

昨年は若手大工の堺くん、一昨年は同じく坂本くんが造ってくれましたが、今年は最若手の2人、23歳と21歳の金子くんと戸高くんにお願いしました。

課題がびっくりするようなものでしたから、どう感じるだろうか？と少し心配でしたが、自分でデザインを考えて（設計の福井くんの助けもかりて）積極的に取り組んでくれています。

日中は現場で働いた後、疲れているだろうに、本当に一生懸命に没頭して作業をしております。（もちろん、いくら若くてやる気と体力に満ちているとはいえ、無理はダメだからその辺は調整しながらです）

その姿を側でみていると、本当に楽しそう。「社長に言われたから仕方なく」ならとても出来ないような仕事のこだわりを随所に見せており（まず何個が自分で試作してからなんてやってますから）、「もうええんちゃう」とこちらが思うくらいです（笑）

やっぱりうちの大工さんたちは「ものづくり」が大好きなんですね。大好きでなければ絶対こんな事できませんからね。いつも現場でもやりがいのあるお仕事をさせていただいていて、お客様には感謝感謝ですが、また少し違う角度で「ものづくり」の楽しさとやりがいを感じる機会をあたえてくださる、わざわ座・小泉誠さんにも感謝であります。（そして、一生懸命やってくれている大工さんたちにも感謝）

なんて思っていたら、昨日の夜、作業場には若き棟梁坂本君の姿も。「あれっ」となっていたら、「僕もやろうと思って、ちょっとづつ仕事終わりや休みの日にすすめていた」とのこと。

やっぱり「ものづくり」が大好きな皆です。とっても嬉しい気持ちになるとともに、今年弊社は3つ出すことになるわけで、普段あまり協力できていないのに、ちょっと厚かましいですかね〜（笑）

まぁ、そこは若い大工さんたちの一生懸命さに免じて、寛大なお心でお許しいだけますとして。。

完成&皆様に発表できますことが今から楽しみ！では皆様また来週！

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