大工さん家具づくり。
うちの大工さん達はなかなか腕がたちますので、よく家具をつくるんですよ!なんてことは、このBlogで何度も話題にでているところ。お家の造り付け家具はもちろん、テーブルなどの置き家具なども。わざわ座の活動などもありますしね。
お家を建築中のお客様からご依頼いただくことが一番多いですが、以前お仕事をさせてもらったお客様から時間が経ってご依頼いただくこともかなりありますし、中にはその方のご紹介で初めての方の家具の場合もございます。
今月始めに大工さんが造らせてもらっていたのが
栃の一枚板のテーブルや
桧のベッド。それにテレビ台やデスクを拵えていました。
今回ご紹介するのは、テレビ台。お家を建てさせてもらってから13年のお客様からのご依頼で。「無垢の木のテレビ台にずっとしたかったのよ。前のテレビ台が壊れたらとずっと思っていて…」ということです。理想とするテレビ台の画像を見せてもらって、設計します。こちらのN様は素朴な、少し民家っぽい木の使い方がお好きなのは分かっていますので、
いつもお世話になっている大阪鳥飼銘木団地の銘木屋さんにお願いして、杉の皮付きの一枚板を送ってもらいました(N様は、こういう雰囲気がお好きなんですね)
お客様は、端を丸くした優しいデザインもお好きですし、造ろうとしている家具の雰囲気にもあいますから、どのくらい丸くするか?大工さんにサンプルを造ってもらって決めます。(右側を採用しました)
はい。製作途中は飛ばしてしまいますが完成!素朴な木の質感を思い切りだした良いテレビ台ができたのではないでしょうか。
お家に運んでパチリ。お家の雰囲気にもよく合います。残念ながら持っていく際に私は同行できなかったのですが、N様も「バッチリ!」と大変お喜びいただいたそうで、良かった良かった。
こういう本物の木の家具を造る良さは、サイズが自由、デザインも自由(もっとスッキリとした木の家具を造ることもよくあります)、大工さんが造っていますからかなり丈夫、材料が本物の木だから経年しても味が出て一生モノの家具になる、大工さんがつくっているから直すのも修理するのも簡単。だから一生モノ。
なんて所でしょうか。ご興味のある方はお声をかけてくださいね。
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