基礎の工夫?
和歌山市東部郊外のA様家は来月初めの棟上げに向けて進行中。現場は基礎工事の真っ最中であります。
先日現場では、
綺麗に整然と基礎の鉄筋が組まれたあと、コンクリートを流すための枠(型枠)が組まれておりました。
現場を知っているプロの方なら、この写真で「おっ!型枠浮かしてるな」「一発打ちか〜」となるのですね〜。他にも、
こんな普通住宅の基礎工事では出てこない溶接用の設備があれば、「一発打ち」が確定となります。
「基礎コンクリート一発打ち」の説明は省きますが(そのままググってもらえれば分かりやすい説明をしてくれているサイトあると思います。人任せですいません)、要は耐久性も上がるし、シロアリを防ぐためにも良い(弊社の場合は特にこれ)から、手間はかかるし、やってくれる(できる)基礎屋さんも少ないのだけれど、こだわってやらせてもらっています。
「一発打ちは良いけど、そこまでしなくても(コストをかけずとも)標準のやり方で十分」とお考えになる所も多いですし、そこはつくり手それぞれの考えですから、こうでなければいけない!などとは申し上げておりませんので誤解なきように。弊社はお家のために「一発打ち」が良いと思っているだけでございます。
基礎と土台(構造材)を緊結するアンカーボルトなども先にセットして、この中にコンクリート流します。このアンカーボルトの先行セット&固定はやるべきだと思います。固定しておかないとコンクリート打つ時に動いちゃいますから。(まあ動かないようにすれば良いので、やり方は色々あるでしょうが)
その後、
コンクリートも打たれました。今はコンクリートを適切に乾燥させ、良い基礎に育ってもらうための「養生(ようじょう)期間」中です。
その養生期間が終われば、型枠を外し、基礎工事の際に基礎の周囲の掘っている部分に土を埋め戻して基礎工事は終わり。今月中には完成です。さぁ、その後はいよいよ棟上げです!楽しみですね〜。
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