野上のブログ

フスマ職人さんの工房へお邪魔しました。mm単位の世界。一枚板テーブルも出来上がりましたよ(一枚板、襖、表具店、職人、手仕事、鉋、㎜)

木の家を愛する
工務店が建てる
正直な木の家 
を造り続ける大彦です。

今回の広報くぼが行くは、いつもお世話になっている【中島表具店】さんです。
表具とは?ネットで検索すると、お経の巻物や掛軸や襖、屏風のような木と紙で出来た調度品を作ったり修理する仕事。 とあります。
中島表具店さんには紙を張ったフスマを納品していただいております。

納品時に現場でも微調整などの丁寧な仕事をしてくれて、いつもありがとうございます。

大工さんプラス、それぞれの職人さんの丁寧な手仕事で大彦のお家ができています。
スルスルっと戸袋へ入る建具はとても気持ちが良いんです!

これから中島表具店さんに行くという設計幸前くんを見かけて連れて行ってもらいました。
事務方の私はなかなか工房へ立ち入る機会はないですから、
いつも貪欲にシャッターチャンスを狙っています(笑)

建具屋さんの工房を訪ねたブログにも書かせていただきましたが、
建具などは㎜単位でこだわっています。細部のこだわりが凄すぎてお伝えしがたいです(くわしくは幸前くんに)
引手の付ける高さ(床から)を相談しにきました。
フスマや戸についている、手を引掛ける部分です。

こちらは以前採用された、丸い引手に紙は手漉き和紙

フスマの黒い枠は【カシュー】という塗料とのこと。漆かと思っていました(素人ですみません)。
カシュー塗りの職人(これまた減ってるそうです)さんに塗ってもらってるそうですよ。



カシューといえば、大彦でも【地板】のカシュー塗りを採用しています。

街中で郊外の様にゆったりと暮らす【和歌山市】2024年 | 大彦株式会社


紀泉台モデルハウスにもカシュー塗りがありますので見に来てくださいね。

この日はフスマの制作風景が見れなかったので残念でしたが、
「また来てよ!」とあたたかい言葉をいただき、後にしました。職人さんってみんなやさしい人ばかり。
また行きます!

■一枚板テーブルをご依頼いただきました

お引渡し後のお客様からのご依頼で、タモの一枚板テーブルを作成しました。
金子君、キレイにカンナ掛けをしてくれていました。

とっても素敵ですね!ご依頼いただきありがとうございました。


🔶おまけ

無垢の一枚板で窓枠を拵えている戸髙くん。

大彦の家づくり、大工さんなしでは語れません。



インフルエンザ流行っているそうです。
肌寒くなってきましたので、みなさんご自愛ください。


ホームページのリニューアルに伴い、ブログも新サイト内に統合しました。

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