野上のブログ

鉋、かんな、カンナ!!(daihiko、棟上げ、Architect builder)

木の家を愛する
工務店が建てる
正直な木の家 
を造り続ける大彦です。

今回のくぼが行く
大工さんの工場へ潜入~です!

事務所でポツンといると人との関わりや刺激が少なく、頭の回転や、心は安定していてそれはそれで良いんですが、ひらめきとかが少し欠ける。
私は現場で大工さんの働いている姿を見たり、仕事の段取を見たり、大工さん同士が話しているのを聞いたり、ちょっと運ぶ(ゴミとか)のを手伝ったりするのが好きです。おじいちゃんが職人さんだったからなのか。
大工さん達は邪魔なのかもしれませんが・・・。

「またくぼさん来たわ~」
みたいな顔をみんなにされますが(笑)
そんなことは気にせず。

今年4月に入社した、今城くんがカンナがけをしていました。
道具を調整する姿も、なかなか様になってきていませんか?

でもカメラを向けられるのが、”超恥ずかしい!”との事です。
お仕事なのでごめんね。

高知県の工業高校を卒業し、手刻みで住宅建築する大彦を見つけて和歌山で就職した今城くん。
立派に成長しています!!お父さん、お母さんご安心くださいね。

隣りでは、山本棟梁もカンナがけ中。

いつでもみっちり教えてくれる環境で良いですね~
山本棟梁の指導の下、すくすく成長!

そしてこの人、大彦のカンナがけ名人?声が一番大きいといえばこの大工さん!

金子くん28才です。

カンナがけの全国大会(削ろう会)で優勝経験があります。
本人は「学生の部なので・・・。」と謙遜しますが、なかなか出来ない事です。
尊敬します、何かを極める事。
山本棟梁が「くぼさんも出場すればいい!」って言うんですが(笑)、とても恐れ多い。
大会は女性の部もありますが、気合の入ってない素人が触って良いモノではないです。
(大工さんの道具って、神聖なものの気がするんです)
それに、お手入れの大変さ!
研ぐだけでもめちゃくちゃ時間がかかります。
鉋も研ぎ石も高級品だし。
台(木の部分)の調整もしないとです。
私のような無頓着で無精者が触って良いモノではないんです。

大彦の大工さんが良い仕事をしているのは、道具の手入れなどもすべてひっくるめての事なんです。
脱帽です。

で、そのカンナに精通している金子くん直々に指導をしてもらうとのことで、
シャッターチャンスです。


刃のチェック。

お手入れももうばっちりです。

頑張ってね今城くん。


11月の棟上げに向けて

大工さんと設計担当の棟上げ前最終段階の打ち合わせ中。

無事に棟が上がりますように。
そしていつものことながら、出来上がりが楽しみです😊


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