新築現場におじゃまします!暑い中ご苦労様です。(金輪継ぎ、大工さん、木の家、手仕事)

くぼがいく!新築工事現場編です。
和歌山市北部のB様家へ行ってきました。
こちらも6月に棟上げしてから、かなり進んできています。
7/10の様子
現場担当の大工さん(濵口さんと坂本棟梁です)


8/1の様子




ひと月近くで、現場は様変わり。
基礎のコンクリートは見えなくなり、間柱等の木が増え、電気の配線工事も進んで線が滝の様です。
どんな照明が、どこに付くのか楽しみですね!
こちらのお家、さかのぼって、棟上げ10日前(6月中旬ごろ)
長尺の梁の継手部分(金輪継ぎ)の刻み作業が完了し、最終チェック。




ズレなどがなく、きっちり納まっているかしっかりと最終チェックをします。
梁や柱を組み上げる際に叩き込む「掛矢」と呼ばれる大型の木槌を使って本番さながらの継手部分の納まりを確認します。(音も本番と同じ!全身に響きます)
あちらこちらに、こういう大工さんが継手を施した木組み加工があります。



墨付けのしるしを見ながら刻んでいくですが、少しの加減で納まりが変わる大変難しい作業です。
大工さんたちの連携プレーが光ります。
現在、機械カットの木材でお家を建てるハウスメーカーが主流となってきていますが、大彦では木を見て、木を活かし、木に命を与える仕事の出来る大工さんの手刻みを採用しています。
◆7月はお引渡しが2棟ありました。

施主様から心のこもったお礼のお手紙を頂戴しました。
こちらこそお世話になり、ありがとうございました。
これからが本当のお付き合いの始まりです。末永くよろしくお願いいたします。
それぞれの現場で大工さん達が大変お世話になり、誠にありがとうございます。
お引渡し時に、大工さんと施主様が建築途中の話に花が咲いたり、名残惜しい様子をみてると、感謝しかございません。
そして次の現場へ・・・

10月頃の棟上げに向けて墨付け中の山本棟梁です。どんなすごいお家になるのか?
棟上げが待ち遠しいですね!
前に少しだけ触れましたが・・・
社屋前の植え込みをリニューアルします!
いつも、新築工事のお家のお庭をお願いしている【大西農園種苗場・ラットガーデン】さんに今回もお願いします。施工は岩出市福山造園さんです。

ドライガーデンのあるお家【「好き」の詰まった愛らしいお家】2024 は杉板目板押さえの外壁と青い木の玄関ドアが素敵なお家です。お庭とお家がとてもマッチしてます!
ぜひ施工事例をご覧ください。お家の外も中も、可愛い!が詰まってます。
外構工事って侮れない所なんです、お家を格段に引き立ててくれますから。
「外構工事だけってやってもらえますか?」
もちろんOKですよ!!ぜひご相談ください。

大彦のお仕事をお手伝いしてもらっている建具屋さん、瓦屋さん、その他、職人さん達は皆、すごいこだわりの持ち主ばかり。仕事の話を相談すると止まりません。
大西農園さんもお庭の事を相談すると、熱く語ってくれる【THE・職人】さんです。
植えるだけではなく、その後の事もしっかりと考えてくれます。

あとは新しい植栽たちをお迎えします。

ガラっと、変わるかな?お楽しみに!
🔶おまけです。




設計担当の幸前くんが、山本棟梁に、トラックの荷台に荷物をしっかり結ぶ方法(とっくり結び)を教えてもらっている所です。(現場で打合せのついでに、大工さんに材料を届ける事があります)
とっくり結びとか、南京結びとか、地方によっても色んな結び方があるとのことです。
これを簡単そうに大工さんは結ぶんですが、なかなか1回見て覚えられるものじゃなく・・・
少し苦戦している所です(笑)
ちょっと失敗しても笑顔がかわいい幸前くんはみんなに許してもらえる、大彦の愛されキャラです。
現場で見かけた際はお声がけください!
ホームページのリニューアルに伴い、ブログも新サイト内に統合しました。
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