片流れの箱の家【和歌山市】2009年
弊社のBlogやホームページをご覧いただき、考え方やセンスに共感すると、展示場にお越しいただいたのが、3年前。(お家の完成より)
そこから地面を一緒に探して、設計、家づくり工事へと進んだわけですが、その間の打ち合せは、趣味や好みが合うこともあって「楽しい」に尽きるものでした。
初めてお会いさせてもらった際に、私も尊敬する建築家の永田昌民氏の本(他にも素晴らしい建築家の方ばかり)をお持ちで、しかもお話しすると大変センスが良く目も肥えておられることが分かりましたので、ご期待に添えるか?なかなかのプレッシャーを感じておりました。
S様には、設計打ち合せの段階からするどいご指摘・アイデアをいただき、現場が始まってからは夜遅くまで現場で『あ~でもない・こ~でもない』と話合った事が思い出されます。
一つの事を決めるのにも、たくさんの図面と大工さん・職人さんのアイデアを頂戴し打ち合せを繰り返し、正直大変でしたが、家づくりが終わるのが本当に寂しい位、家づくりを楽しませてもらいました。
更には、お引き渡し後お家へ遊びに行った際には、いつもニコニコ笑顔でお迎えいただき、「ご満足いただいたんだな」と言葉には表せない達成感を感じさせていただいております。
外部内部ともお客様の思いとこだわりがたっぷり詰まった本当に心地よい、宝箱のような「箱形」のお家です。S様、大工さん職人さん達、誠にありがとうございました。