野上のブログ

あとすこし。(造り付けキッチン、有孔ベニヤ、板張り外壁、目板押さえ外壁)

さて、今日は和歌山市桐蔭高校近くのT様家から。

足場も外れまして杉板張り(目板押さえ)の外壁が姿を現わしました。お客様曰く、ご近隣の皆様にもご好評とのことで、よかったよかった。総二階の外壁に下から上まで同じ材料で張っているわけですから、外観の印象がもっと「ベタっと」なりがちなのですが、やはりそこは本物の杉板の質感と、縦リブ状になった目板が、軽快な印象を与えてくれて、「ベタっと・のべっと」感を無くしてくれています。

いつも綺麗な杉板を入れてくれる材木屋さんと、それを作業場で上手に下拵えしてくれた大工さん、そして、現場できっちり張ってくれた大工さんたちに感謝であります。

内部もかなり進みまして、大工さんの工事もほぼ終わり。

設計図面(詳細な施工図面も)の検討だけでは足らず、現場でも「あーでもない。こーでもない。」と図面を壁に書いて大工さんと打合せしながら造っていった、造り付けキッチンも出来てきました。後は、左官屋さんとタイル屋さんの仕上げを待つのみ。

奥の天板はタイル。手前はモールテックスで仕上げるんですよ。出来上がりが無茶苦茶楽しみです。インスタ映えもしそうですしね。

他にも

有孔ベニヤの壁だったり、

白い板壁

Rの壁やステンドグラスなど、お客様こだわりの部分もどんどん出来てきました。

いつもの弊社のお家づくりではあまり登場しないものなどもあるし、(ちょっと軽い言い方で嫌だけど&誤解を恐れずに言うと)「可愛らしい」雰囲気のものも多いけど、ここはお客様のナイスセンスで、とても上手くまとまっています。

まだまだ建具や設備、照明でもお客様のこだわりがたくさんあって、本当に仕上がりが楽しみなんです。また新たな弊社のデザインの抽斗(ひきだし)が出来て、有難い限りです。そして、インスタのネタが本当にたくさんできますし。(しつこいですね。。)

何よりお客様がお家づくりを楽しんでくださっていて最高。担当させてもらっている設計の岡田さんや私も楽しまさせてもらっていて、もひとつ最高。ほんまにありがたいことでございます。

がらっと話は変わりますが、先週末は見学会を開催させていただきました。そして、今週月曜日にそのお家のお引渡し。その際お客様がもってきてくださって、ちょんと棚の上に置いておいてくださったのが、こちらの模型。

設計中に弊社が外観イメージを掴んでもらうためにつくってお渡しした模型ですが、大事にもっていてくださって、新居にもってきてくれたのが嬉しい。

なんか、とても幸せでした。

こちらが実際のお家の外観。

並べてみると、感慨深いものがありますね。


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