もちろん照明の位置も。(ダウンライト、お家の照明、照明の位置にもこだわります)
皆様こんにちは。
先週は見学会でございました。結局当日ご参加もあったりで、全ての時間帯が埋まりました。誠にありがとうございました。
また、新しいお客様との素晴らしいご縁があったり、お久しぶりのお客様とのありがたいご縁が復活したりで、凄くよい見学会になりました。快くお貸しいただきましたK様、本当にありがとうございました。
さて、ここまで言って見学会の模様や完成したお家の紹介に行くかと思いきや、そうではなくて…
上の写真は今回見学会を開催させていただいたお家。こちらにもたくさん照明はついていますが、弊社の照明に対する考え方は、【照明は明りが欲しいわけであって、照明器具を見せたいわけではありませんので、基本的には隠す。そして見せなければいけない所は、シンプルなものか、プロポーションなどデザインの良いものを使う】です。
隠すといえば、色々あるけど、一番ポピュラーなのは、天井に埋め込まれる「ダウンライト」です。
その位置ですが、
こちらは県庁近くのO様家。2階ホールからリビングが見えてくる私お気に入りのアングルですが、奥のリビングの天井にもダウンライトをつけます。
もちろん、図面で大体の位置は指示していますが、
現場でも、電気やさんに天井にテープを貼ってもらって、位置の検討。
あーでもない。こーでもない。と言いながら、離れて見たり近づいて見上げたりして、テープの位置をちょっとづつ動かしたりして、決めていきます。(こういう位置は弊社で決めます。お客様にもお立ち合いいただく時もあるし、ご希望があればどしどしおっしゃっていただければですが、基本的にはお任せいただいております)
そうして、
位置を決めて、電気やさんが天井に穴を開けました。はい。ここまでくるともう戻れません。後は照明器具を取り付けるだけですね。
おまけ。
先日の仕事終わりの資材置き場での風景。
若手大工さんが課題を与えられ、あるお家の梁組を考えています。どこに柱を建てて、どのように梁を組むのか?これが出来ていくと、大工さんの伝統の技「墨付け」ができるようにつながっていきます。
自分たちが考えてきたものを先輩大工さんにアドバイスをもらって、大工さんの構造図=「カンバ板」を書き上げる練習です。さらに、今回はその後、それに加えて1/30の構造模型も造って、それを木造建築の著名な構造の先生に講評いただく企画もついております。
若手が一生懸命やっている姿は本当に良くて、気持ち良いものですね。
私も若い頃、設計事務所で修行している頃は、毎日夜遅くまで必死にくらいついていました。その気持ちをいつまでも忘れない様に精進いたします。
ではまた来週。
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