野上のブログ

街中に建つ暮らしやすいお家③(玄関ドア、玄関ハンドル、黒いハンドル、楠一枚板、栃一枚板)

皆様お盆休みはゆっくりされましたか?(お盆休みのない方ごめんなさい)

お盆休み前は「まぁこっちには来んやろ。」って思ってた台風があまり記憶のないルートを通り、まさかの直撃に。和歌山南部に上陸して、和歌山市の真上を通っていくなんて初めてではないでしょうか?ただ、やっぱり弱かったんでしょうね。それほど被害もないようですね。(とは言っても被害にあわれた方もいらっしゃるでしょうから、申し訳ございません。)

お盆中に段々台風の進路が西にずれてきて、「おいおいおい。コッチくるなよ~」なんて言ってたわけですが、東へいけば東に行ったでそこで困る人はいるわけで、まあ勝手なものです。ただ台風が来るとなると現場の対策も必要だし、やっぱり現場が心配だし、お客様家も心配になるし、やっぱり来てほしくないわけですね~。


さて、こちらのお家のご紹介も今日でひとまず終了。

今日は全体ではなく、細かな所を。

ます、初めの写真は玄関ドア。木製板張りの玄関ドアとオーダーで造るのはいつものことですが、今回はハンドルまでつくりました。

お客様にご希望のイメージ(インスタやピンタレストなど)を見せていただきそれに合う既製品のハンドルを探したのですが、なかなかないので、いつも金物をオーダーしている業者さんにお願いしてこちらも造っちゃいました。お客様にもお喜びいただき嬉しい限りですが、やっぱり鍵とか開け閉めの部品とかも別々に選ばなければいけませんから、つくり手さんが慣れていない場合はおススメいたしません。(そもそもハンドル造れる業者さんもそんなにないと思いますが)

玄関つながりで言うと、こちらの玄関前のポーチスペース。ご主人様のご要望で出来た雨のかからない大きなポーチ空間ですが、ここがなかなか良いのです。玄関先のゆとりをつくるのはもちろんですが、ちょっと作業したり、子どもさんが遊んだり、ここちよくて重宝するスペースになるのではないかと思います。

先ほどのポーチを玄関側から見るとこう。天井もしっかりあって壁の杉板も効いていてちょっと落ち着くスペースになっていると思います。

それから玄関の上がる部分の板(式台=しきだい。と言います)は、銘木屋さんで探してきた「楠=くす」の一枚板。反対を振り返ると

造り付けの下足入れがあって、こちらの板も同じ楠。杢目も色も特徴があってとても雰囲気の良い一枚板です。

あまりご紹介することはございませんが、こちらは2階のホール。階段の上がり方が良く分かりますでしょ。

あまり紹介しない2階つながりで言うと、こちらは子ども室。ちょっと梁を出して楽しい空間に。

また1階に戻って、玄関の一枚板つながりでダイニングのテーブルは、栃の一枚板。こちらも大工さんの手づくりです。栃もこの独特の杢目が素晴らしいですね。

はい。これにてご紹介は終了。

またwebサイトの施工事例にもアップしていきますのでお楽しみになさっていてください。

N様T様誠にありがとうございました。今後とも末永くお付き合いいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


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