大きな座卓のあるお家③(和室、縁側、葦天井、造り付け洗面カウンター、深型洗面ボウル)
前回の続きを早速。
座卓のある空間とつながるのは和室。
小さな縁側をもつ和室です。広間の掘りごたつからの「座の暮らし」の流れがこちらの和室にも続きます。まだ30代のお客様ですが、大変「和」の趣や、シンプルさが好きで、また遊びや団欒、家事、勉強、など色々なことを同じ空間で行える(ダイニングやリビング、客間など用途で部屋をわけない)大らかな和の暮らしがお好き。
小さな頃のご実家?おじい様のお家?の懐かしさ、あったかさ、落ち着きがとってもお好きとのことで、こういうお話を聞かせてくれるお客様は結構いらっしゃいます。
こちらの和室は寝室にも使えうように。そうすれば1階で全てことたります。
次はキッチン。タカラのシステムキッチンと弊社の造り付け収納で構成されているシンプルなキッチン。
左手がキッチンで右手が広間と和室。間に造り付けのカウンター収納があって、それがキッチンをほどよく隠します。(この収納にテレビが入ります)
キッチンから、奥を見ると、
こんな感じ。正面の洗面コーナーに行く前に、
左手が、
玄関からつながるシューズクローゼット兼納戸。お仕事から帰ってきたり、学校や遊びから帰ってきたりした家族がここで、ある程度荷物を入れてしまって、リビング広間にもちこまないように。
先ほどの写真の右側は、
階段。こんな素敵な光の落ち方をしてくれる面白い空間。ここからは2階ですが、そちらはプライベートな空間になりますので。
そして、正面の洗面カウンターは
木と深型ボウルで造られた、造り付けの洗面カウンター。吊り戸は扉にミラーを張って。
奥の脱衣には、
今、よくお客様の話題にあがる「かんたくん」。重さと配管には注意が必要ですので、採用しようと考えられている方は、早目に相談してくださいね。(現場が結構進んでしまうと、スムーズな取付は難しくなりますので)
はい。こちらでひとまず終了。また施工事例にまとめていきますが、M様と毎週現場で打合せしながらアイデアを頂戴しながら進んだ家づくりは、とても楽しかったです。とても頭が良く色々と調べて知識を豊富なM様でしたが、工事の進捗や細部の納まりなども、全幅の信頼をいただき大変大工さんたちも気持ちよく仕事をさせていただきました。
本当にありがとうございます。
最後に、M様の「和」好きな所が現れております所をおまけに。
M様、誠にありがとうございました!
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