綺麗な屋根と三角出窓(ガルバ横葺き、出窓、ガルバ屋根、アアルト、bay window)
今日は富田林のO様家から。
棟上げから一月ちょっと。屋根工事が進んでいます。

少し前、屋根の野地板(屋根をかたちづくる下地の板)にルーフィングという防水紙を張り、さぁ屋根葺き(屋根を施工するという意味)だ!となっていた現場。

はい。完了しました。こちらはガルバリウム鋼板横葺きと呼んでいる仕上げ。既製品ではなく、ガルバリウム鋼板を弊社の屋根屋さんが自社の加工機で折ってきた板を葺いてくれています。既製品のものと違う所は、

一枚一枚の段が小さくて、全体的に「ピタッ」となるところ。
だから、

全体的に葺きあがると、軽快でとても上品に仕上がります。もちろん既製品の段があるものもそれはそれで雰囲気よいですから、お好みで。
こういうガルバや銅板に代表される金属の屋根は「板金屋さん」が仕上げてくれるのだけど、板金屋さんが登場でしているということは、
各所の

庇の上の金属板巻きも終わっています。この板金の折り方(木の板への被せ方)にも弊社のこだわりがありまして… でも、マネされると嫌だから詳しくはやめとこ(笑)
(プロの皆様タイベックと板金の立ち上がりがおかしい!なんていわないでね。色々な取り合いあって、この上にもう一枚タイベック被せますから)
庇といえば、このお家の外観の特徴。

三角出窓。北欧大好きなお客様のためと、遠方に見える山並みの景色を切り取るための「アアルトのマネっこ」の外壁から三角形に飛び出した出窓。

内部から見ると、こんな感じで出張っています。
大工の堺くんが「あ~でもない。こ~でもない」と苦労しまくっていたこの出窓。設計の岡田さんと一緒に図面考えるのも苦労しましたが、図面はかけても現場でつくるのは段違いに難しい。

できましたよ。

かたちづくった大工さんも難しいけど、その上にガルバリウム板を葺いた板金屋さんも難しい。めっちゃ綺麗に納めてくれました。完成すると、とても感じの良い窓になると思います。ありがとうございます。

内部に移動しますと、今メインで取り組んでいるのは、南面の木製窓。

弊社の作業場で加工された美しい米ヒバの木が

現場で大工さんたちによって、再加工されながら取り付けられていっています。
ここが出来てくると、現場はいよいよ床張りへと。ぐんぐん出来ていっておりますので、進捗をお楽しみに~。
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