野上のブログ

アサヒウッドテック

今日は朝より大阪市のアサヒウッドテック様のショールームにお客様と見学に。もちろん色々と気をつけたうえでです。はい。

弊社は床材は無垢の一枚板ですし、窓枠などの建材も無垢の木、建具も建具屋さんで造りますし、壁や天井板なども無垢材ですから、こういう大手建材メーカー様(他にはダイケン、ウッドワンさんなど)とのお付き合いほとんどありません。

他の工務店さんやハウスメーカーさんビルダーさんなどは床・壁・天井から、窓枠、内部のドア+枠なども、ほぼ全て建材メーカーさんの物を使うわけで、例えば同じ売上規模の工務店さんなどと比べると、驚くほど弊社の取引量は少なく、建材メーカーさんから見ると、弊社は全くよいお客さんではありません。

《弊社の取引先のほとんどは、全て自然の山、林業家、材木屋さんなどとの地道な付き合いになりまして、そちらでは良いお客さんなんですけれど。》

けれど、例えばキャスターをコロコロ転がす場所などは傷がつきやすいから、無垢板はさけたいね。とか、トイレ廻りなどはどうしても拭き取りやすい方が良いからともなりますから、そういう場所には建材メーカーさんのフローリングを使わせてもらうこともあります。また、来客が非常に多い場所や様々な理由から無垢を使わない場合もあります。

もちろん弊社は無垢の床板が大好きですから、ほぼ無垢を使いますし、お客様にもオススメします。けれど、どんな時でも何が何でも【無垢】なんて傲慢なことをいう気はなく、適材適所で良いものを使っていけばよいのではと思います。(それでも高耐久、高品質、偽物は使わないなどのルールはあります)

前置きが長くなっちゃいましたが、そんな時、弊社が良いなと好感をもっているメーカーさんが【アサヒウッドテック】さん。昔から品質に一本筋の通ったこだわりをもったメーカーさんだと思っております。(とは言っても、ほとんど無垢材使うから、ほとんど取引はないのだけれど。。)

今日はフローリングと後ろのうねった壁をお客様と見に行ったわけです。フローリングも昔のいわゆる「フローリング」のチープな感じがなく、良い質感に上手くつくってるな〜と関心いたしました。(表面は本物の木を薄くスライスして張ってるのです。また機会があればご説明いたします)

そりゃ、私はどこまでいっても無垢の方が好きですし、結局は差はしっかりとあると思いますが、無垢により近い質感をだされていて、これなら無垢にそこまでこだわりの無い方なら選ぶだろうなと思わされました。

後ろのうねった壁の質感は良かったですね。アクセントつける壁などには面白いですね。

やっぱり色々と勉強です。これがよい!と思って他の物を見なくなると、知らない間に井の中の蛙になっちゃいますからね。Y様、本日は見学の機会をつくっていただきありがとうございました。

それから、狭山のお客様家の打合せに向かったわけですが、少し早く着いたので、

有名な博物館の外観を見学。

お家ではないスケールですが、こう「ぐ〜っと」潜り込んでいく感じというのも魅力的。

建築は勉強勉強!ということで、今週もよろしくお願いいたします!

(最後に、もちろん、弊社はこれからも無垢の床大好きは全く変える気持ちはございませんので誤解なさいませんよう、お願い申し上げます)


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