野上のブログ

いろいろ202204

さて、大型連休の話題もチラホラと聞かれるようになってきたということは、今年も1/3は終わったってこと。年々時間が経つのが早くなってきているような気もします。あれやこれやとやらなければいけない事・課題もなかなか実行に移せていないこともあり、時間の経つ早さを考えると焦ってきますが、元気に一生懸命仕事をさせていただいている有難さにただただ感謝して、だからこそしっかりとやっていきたいと思います。

戦争なんかあったら、つくり手、大工さん職人さんや設計者は仕事したくてもできないわけですから。

さて、色々とここではご紹介できていないことも動いておりまして、上は和歌山市和佐のA様家。長い長い各種申請もようやく終わり、まずは造成工事から。実は先月よりスタートしております。

実際はもっと進んでいて、造成工事はもうすぐ終わり。あと少しの申請が残っておりますので、それが終わって、来月末位から、いよいよ基礎着工でございます。

お次は大阪府某所のB様家。こちらはまずは解体工事。こちらも今月初めからスタートしておりまして、来月から基礎工事着工!

こちらは弊社の作業場。上の二つのお家は、現場で土をさわっています。そういう時作業場では柱梁の刻み【墨付け・刻み】工事が、弊社の大工さん達によって進められている!ということは、このBlogをご覧いただいている皆様ならもうお分かりですね。

はい。そしてこちらは今週からスタートした岩出市C様家のリノベーション工事。和建築が好きな方にとっては、たまらなく素晴らしい日本家屋(大工さんたちも大好きな仕事)のリノベーション工事です。

また全景などはご紹介いたしますが、大工さんたちによってお客様の仮住まいへの引っ越しや荷物の移動などが終わったあと、解体屋さんが内部解体中。

解体!とは言っても、建て替えではなく、今ある柱や梁を再利用(構造補強をして)する【リノベーション工事】ですから、ガシャンと解体などできるわけもなく、天井や壁なども少しづつ外していきます。

壁などがめくられてくると、図面とは違う部分や(そもそも図面がないお家も多いですし、途中リフォームしていることも多いので)、想定していたことと違うことも多いのですが(壁の中などを全てを工事前にチェックすることは不可能ですから)、そこはリノベーション工事の経験も多いので、上手く対処しながら、お客様と相談しながら、良いものを造り上げてまいります。

な~んて、リノベーションは現場でも反射神経というか、対応力が凄く問われるので、要は大工・職人の腕に頼る部分が非常に大きく、弊社には良い大工さん職人さん居るから、私が偉そうにこんな事をいえるわけであります。

それから、

先日お引渡しして、ご紹介したこちらのお家。今は残りの外構工事などをさせてもらっておりますが、この写真の正面の造り付けのテレビ台にご注目。箱型で床から浮いたようなカタチになっていますが、

お客様のご要望で、前に扉をつけました。リモコンや熱の問題も考えてガラリ(格子)の戸を。建具屋さんのアイデアに助けてもらっての、なかなかのナイスデザインです。これから弊社の定番になりそうなカタチ。F様ありがとうございます!

最後におまけ。

今、弊社の倉庫の風景。杉板の乾燥中です。弊社では、定期的に奈良吉野の山から吉野杉の板を数百枚単位で買っておりまして、それを選別し乾燥させ整理して置いておき、外壁や天井などに使うのですが、先日大量に搬入されましたので、今はこのような感じ。

地味なことですが、こだわりの木の家づくりには大切な下ごしらえ作業でございます。

はい、では今日はこの辺で。皆様よい週末をお過ごしくださいませ。


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