野上のブログ

きざんでるぜ!

今日は作業場と現場からお伝えします。

今弊社の作業場では2月上旬の棟上げにむけて、和歌山市松島A様家の「きざみ」作業の真っ最中。「きざみ」とは角材に、柱や梁にするための木組み加工(凸凹加工)を施すこと。

弊社は全てこれを【大工さんの手】で行うから【手刻み】。これに対して工場でオートメーションで行うのが【プレカット】。何度かこの違いはこちらのBlogでも説明してきましたが、弊社が参画させてもらっている【手刻み同好会】でも手刻みの魅力や違いを語るコンテンツをつくってもらっている途中。また出来たらご紹介いたしますね。

弊社が大好きで木の家づくりには欠かせないと思う【手刻み】ですが、これには【墨付け】がまず必要。

これは大工さんの構造図=「かんばいた」(うちではこう呼んでいます)。設計と大工さんとの打ち合わせと構造計算をした上で、設計で構造図をつくり、その構造図に基づき大工さんが造ります。そしてこの図面をもとに実際の角材が加工され柱や梁に姿をかえていくわけ。

どの角材をどこの部位に使い、そしてどのような加工をするかの指示を角材に書くのが【墨付け】。これをするのが棟梁の一つの技ということになります。

それに従って大工さんたちが「きざんで」いくわけです。

一本一本丁寧にどんどんと出来上がっていきます。中には、

こんな複雑なものも。

これはこうなって、2本の梁を1本に継ぐのです。昔からある伝統的な継手です。

きざむ時に使う道具も、作業が終わると綺麗に研がれて置かれて、また明日を待ちます。

一方現場では、基礎工事の真っ最中。様々な測量機や重機が入って、こちらも丁寧に工事が進んでいます。

「堀方」と言って、まずは基礎形状通りに地面を掘っていく工事の真っ最中。この上に鉄筋を組んだり、コンクリートが打たれていったりしますから、この姿が見えるのもあと少しの間ですね。

来月、再来月とどんどん新しいお家の基礎工事もきざみ工事も始まっていきますので、お楽しみに!


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