野上のブログ

棟上げ~野地

はい。皆様こんばんは。

すっかり日の落ちるのも早くなり、夏から急に晩秋への気温の変化にも慣れ、秋本番。世間も落ち着いてきて「秋を楽しむ」雰囲気もでてきたでしょうか?

前回はイベントのご紹介などをして、これから11月初めにかけて本番迎えますということでしたが、もちろん現場も元気に動いております。

今日は、10日前に棟上げをさせていただいた有田郡某所のA様家。

棟上げまでに、弊社の作業場で大工さんたちの手によって、このように木組み加工された梁たちが、

棟上げ当日、弊社の大工さんたちによって、組み上げられてお家の骨格が姿を現しました。この状態が「棟上げ」。

こんな複雑な木組みも組みあがっています。

そして、そこから次の工程は屋根を形づくっていく工程で野地工事と呼ばれます。

屋根をかたちづくるナナメの木(タルキ)を打って、

その上に屋根下地になる板を張っていきます。これが「野地=のじ」。

外に見える(見せる部分は、このような綺麗な吉野杉の板を張ります。

野地の工程に入ると、屋根の形が出来、せりだしてきますので(弊社のお家は屋根の出=軒の出が大きいので)、お家が一段と大きく見えてきます。この屋根の出が大きいのは、日本のお家の古くからある姿で(日本の建築は「屋根の建築」といわれます)、欧州などと比べて、格段に雨が多く、台風もある日本の気候から家を守る素直な形です。

奇をてらわず、華美な飾りをつけるわけでもなく、地域の風土にあった姿がそのまま美しいのは理想的ですし、また、永い年月を経て洗練されるから、どこの国でもそうなるのだと思います。

野地ができると、次は外壁の下地を完成させ、雨風に影響されず内の仕事をできるようにしていきます。ということで、窓などもこの段階で取り付けていきます。

もちろん図面では位置が決められていますが、それを現場で大工さんたちと細部の納まりなどを詰めてから、実際の取り付けへ。現場に書くのが一番!ってことで、これは設計の坂本さんが書いた指示。なかなか絵になりますね。

そうそう、窓は外壁下地と絡みますから、後から位置の変更や物の変更は出来ません。無理にすると外壁の防水下地を破っちゃいますからね。案外皆様窓は外壁と別とお考えですので、ご注意を。

ではでは、また次回。


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