野上のブログ

土台〜棟上げ

今日は和歌山市東部郊外のF様家。今週月曜日に「棟上げ=むねあげ」をさせていただきましたが、話は少しさかのぼって先週木曜日。

現場では出来上がって十分乾燥させて基礎の上に「土台=どだい」と呼ばれる構造材が施工されていました。この土台の木は弊社が大きな自信をもっておすすめする「米ヒバ」材。主に社寺建築に使われることが多く、住宅ではあまり使われない木ですが、弊社は随分昔からずっと使ってきています。日本有数の社寺などにも納入される米ヒバ専門の材木屋さんとの永年のお付き合いで、良材をリーズナブルにお分けいただいております。

柱が入りそうな所、土台が継がれている部分、所々でボルトナットで基礎と緊結されているのが分かると思います。特に下の写真は角の柱の部分ですが、これはあまり見かけないかもしれません。弊社では角の柱は昔の様に基礎までおとした方が強いと考えて、手間ですがこういう手法をとっています。

実際柱が立つとこのようにピタッと納まります

現場の大工仕事はここまでで棟上げ当日を迎えます。

また、

この柱のように大工さんたちがここまで一本一本手加工で木組みの凸凹を施してきた、柱や梁なども現場に搬入しておきます。

そして、

飛びますが、棟上げの日の夕方にはこのような状態に。柱が立ち、梁が組まれて、一気にお家らしくなりました。お客様も「凄い木の量ですね!」を喜んていただきましたが、実はまだまだこれから木の量は増えていきます。

一緒に、こちらの外観の大きさも覚えておいてもらって、ここからの野地工事の様子はまた次回(もしくは後日)ご紹介させてもらいます。お家の大きさがぐんと変わりますので、お楽しみに!

無事棟上げが終わり、お客様にお喜びいただいて、良かった良かった。特にとてもうれしそうに、ご家族にお家をバックに何枚も写真を撮ってもらっているご主人様を見ていると、こちらもめちゃめちゃ嬉しく楽しくなってきました。

ここから本番。皆で一生懸命頑張ります!!


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