野上のブログ

スタート!

5月になりました!新型コロナにも折り合いがついて気持ちよく!!とはいきませんでしたね〜。緊急事態宣言の延期なんてニュースもチラホラですし、まだまだ5月も続くのでしょうかね?無謀な楽観論はダメでしょうが、あまり未来を悲観するのも精神衛生上悪いですし、比較的楽観的に考えるようにしております。

そして、「さしあたるその事のみをただ思え。過去は及ばず、未来知られず」ともあるように、今を大切に過ごしていきたいですね!

初めの写真でもありますが、昨日は和歌山市東部郊外でF様家の地鎮祭でありました。

敷地を整地し、建物の位置を表した上で地鎮祭。地鎮祭は、一般的に神社にお願いして(基本的にはその敷地のある氏神様)行う神事。

神社から神主様などにお越しいただいて、お家づくりの着工に際して神様に工事のお許しをえると共に、工事の無事安全をお祈りします(仏式や他もあると思います)。全てのお家で行っているわけではなくて、お客様がご要望次第となりますが、やっぱり「さぁスタートだ!」と気も引き締まるものです。

地鎮祭のあとは、お客様とご近隣に挨拶に伺ったり、先程の建物の位置を確認していただいたりして終了。そしていよいよ工事は始まります。

こちらでは、地盤があまりよくないため土中に杭を打って、完成した建物が下がらないような対策を行いますので、工事一発目は「杭打ち(砕石杭)」から。その杭の高さや位置を現場で業者さんと確認したりして昨日は終わり。普通は翌日やあまり日を開けず工事に入りますが、今回は連休が控えておりますので、安全をみて連休後に着工です。

こんなご時勢のなか、予定通り工事をスタートさせていただけるお客様に感謝感謝であります。

また、今日は、

約10年前に新築をさせていただいた紀の川市のW様より、ご実家の蔵の屋根直しのご相談をいただいたので、見に行ってまいりました。100年ほど経つ立派な蔵の修理です。

以前お仕事させていただいたお客様よりまたご相談を頂戴するのはとても嬉しいことですが、さらにこのようにどうしても需要が減退する中にお声がけいただけるのは本当に有り難いことです。

もちろん感染を広げないために色々な活動を自粛するのは大切なことだと思いますが、まんえんしている地域でもございませんし、遊んでいるわけでもありませんし、きっちりと気をつけながらお仕事をさせていただくことは正しいことだと思います。

正直、このような時勢になりますと、建築業界の絶対的な仕事量はかなり減るはずです。そんな中でも無事新築はスタートさせていただき、新しい新築の設計もたくさんさせていただいておりますし、また色々とリフォームなどのお声がけをいただき、変わらずお仕事させていただけることは本当に有り難いことであると思います。いけないことですが、ついつい感謝を忘れがち・当たり前の様に思ってしまいがちになりますが、大工さん職人さん達もお客様のおかげで皆腕がふるえるわけです。それはとても幸せなことです。

さあ明日より弊社も連休に入りますが(現場は明日も動きます。明後日よりお休み)、いつも以上に感謝を実感しながら、今でなければ出来ないこと、家づくりがどう変わるのか?などもじっくり考えながら英気を養ってまいります。

また連休後も皆で一生懸命がんばりますのでよろしくお願い申し上げます。


ホームページのリニューアルに伴い、ブログも新サイト内に統合しました。

過去のブログの記事はこちらからご覧いただけます。

New