野上のブログ

コロナ雑感〜大工さん募集!

最近ニュースなどで新型コロナがもたらした経済への影響などがよく出てきますね。3月4月5月の一番ひどい所から一段落した後の戻りなども含めて、ひとまずの被害や影響などが数字として分かってきたという所でしょうか?もちろん、7月8月とまた影響は大きくなりましたし、まだまだこれからだと思います。

弊社は3月位からの新築やリノベーション工事の着工延期などがあり、3月〜5月は手が空いている大工さん達が居ました。大多数の工務店さんは、大工さんが社員ではなく外注だから、仕事がない間は発注をださないだけだけど、弊社は社員大工制をずっと守っておりますから、当然ですがそういうわけにはいきません。

今後の生産性向上を目指した倉庫や作業場の徹底的な片付け整理や、若手大工さんの技術向上のための大工仕事の練習・研修や材料見学など、空いた時間を有意義に使わせてもらうとともに、お得意様の家具製作などにも助けていただいて、この期間を乗り切りました。

また、今までのお客様に可愛がっていただいた結果、そして従業員一同の頑張りの結果、さらに言えば先代先々代時代からの努力の結果で安定的な経営もできておりますので、焦らずじっくりと向き合うこともできました。


そして、先週夜たまたまテレビをつけたら、星野リゾートの星野社長が色々とお話しておりました中で、「お金や施設はなんとかなるけど、人は無理。一度なくなってしまうと、また育てるのに5年10年とかかってしまう。だから人を辞めさすことはしない」とおっしゃっていました。

全く同感で、僕らもそのとおりです。大工にしろ、設計にしろ、監督にしろ、広報だって、日々の仕事の中でお客様に教えてもらうことなどから、たくさんの事を学び、育っていきます。キカイを入れたり、システムを入れたり、ラインを入れたりとは随分違います。

一年間に建てる建築棟数を増やそうと思えば、その分の大工さんや設計が育たなくては無理です。そしてそこが大量生産の製造業とは違うところだと思います。(とは言っても、究極はどんな業界も人が最重要というのは同じでしょうが)外注にだす方法もあるでしょうが、私達が理想と思う高いレベルを保つには大彦で育てなければいけません。

だから、弊社では常に社員大工さんを募集しております。詳しくはWebサイトの求人をご覧いただければと思いますが、手仕事を大切にした木の家を一緒につくる大工さんを募集しております。(求人だけではあまり目立ないので、今日はBlogで)

20代の社員大工も4人居り、彼らも順調に育っております。若い方にも働きやすくやりがいのある木の家づくりの現場だと思いますので、興味がありましたら是非、求人ページよりお問合せいただければと思います。


最後に、弊社の近況を。5月からは新しい新築やリノベーション工事も始まり、お陰様でいそがしくさせてもらっています。来月再来月には2棟の新築工事も始まる予定。その間もリフォーム工事やその先の新築・リノベのお声がけもたくさん頂戴し、設計はフル回転で図面や見積もりをさせてもらっています。ありがとうございます!

なかなか先行きが見えず、大変な業種の皆様もおられる中、一生懸命仕事をさせていただいている事のありがたさを肝に銘じて、皆で一生懸命やってまいります。

本当の大工さんになりたい方!待ってますよ!!(設計にご興味ある方もお待ちしています)


ホームページのリニューアルに伴い、ブログも新サイト内に統合しました。

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