野上のブログ

ガラスは重いんです。

上の写真のような「大きな木の窓」

質感もよく、フルオープンになりますから開放感も抜群で、大変好評。弊社の代名詞とも言えますね。もちろんオーダーで造っております。

出来上がってしまうとすっと納まっていますが、造るのは実はなかなか大変。この木の窓の木枠の工事風景などは今までもご紹介してきましたが、今日は珍しい所を。

岩出市根来のA様家。担当の福井くんが撮ってきてくれた写真がこちら。

木の窓の中に入る【Low-e複層ガラスと呼ばれる高断熱ガラス】がガラス屋さんによって現場へ搬入されています。ご注目いただきたいのは大の大人が4人掛かりで何とか運んでいる所。そう、めっちゃめっちゃ重たいんです。

手前の木が建具屋さんが造った木の窓のフレーム(米ヒバ製)そこにガラスをいれていくのが分かります?

はい。入っていっていますね。しかし、このガラスの厚み!そりゃ重たいはずですね。

だから木の窓を支えて動かす、戸車は(この写真が建具の下枠)建築金物の王様「堀商店」さんの耐重量の大きい真鍮製。(これでなければ後で負けてきます)

さらに、戸車に大きな重量がかかってきますから、その部分は木のめり込みを防ぐため、桜の堅木をいれているのもポイントです。

はい。無事ガラスが入った建具が木枠の中に入れられました。

皆様お疲れ様でございました。


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