野上のブログ

最終盤は造り付け家具 (造り付け家具、造作家具、一枚板テーブル、無垢テーブル)

さて、今年初めの現場からは大阪府南部某所のM様家。

外回りはあとこの上に左官の仕上げ塗りを施すと、ほぼ終わり足場も外れ、大工工事も今月後半にはひとまず終わるこちらの現場。最終盤は造り付け家具や木製建具入れ工事の真っ最中です。

キッチン前のテレビが納まる収納棚や、

洗面カウンター上のミラー収納を造っています。(他の家具は今回は造り付け家具屋さんの力を借りて)

こちらの細かな造り付け収納をつくっているのも25歳の金子君。こちらのお家で初めて墨付けという棟梁の技をさせていただき、現場も初めから最後まで一生懸命担当している彼。もちろん、墨付けでは坂本君、現場では高石さんや濱口さんなどベテラン大工さんについてもらって進めてきたわけですが、ばっちり綺麗に出来てきました。本人もほっとしていることでしょう。

上の写真でもちらっと見えておりますが

キッチンのつくこの壁、食洗機やIHもありますし、向こう側がテレビ収納や、ルーターやモデムの置き場となりますので、配線がたくさん。薄い下地の中に苦労して納まめておりますね。造り付け家具などと言えば、どうしても見えてくる部分に目が行きますが、このように電気配線や水道配管なども絡むわけで、そういう職人さんたちの丁寧な仕事も必須。やっぱり、家づくりはたくさんの職人さんのチームワークが大切であります。

家具と言えば、こちらのお家にも登場します。一枚板テーブル。

今回はこちらのお家のように座卓パターンとなりますが、その天板一枚板を先日お客様と選びに行ってきました。

最終的に絞られたのがこちらの板。左がアフリカンチェリーと右がウエンジの一枚板。もちろん着色しているわけではなく、木の自然な色がこちらです。甲乙つけ難いところですが、お客様はどちらを選んだのでしょうか?

そして大工さんもどちらかの板を削って仕上げなければいけませんので、どんな板がやってくるか?戦々恐々。

答えはまた完成後にご紹介。お楽しみに。


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