野上のブログ

現場をたのしむ。

お正月休みもあけて1週間。仕事始めの前日より色々と本年の仕事の予定や方針など出社して考えたり、急ぎの図面を書いていたりしたとはいえ、仕事始めの日から一気に色々と気をもむこともありまして、仕事始めの翌日から正月気分などどこかへ飛んでっちゃいました。

全てが良い方向に進みだしまして、あ~一安心の上に、ありがたいことにさらに正月明けから色々とお仕事のご相談も頂戴して、フル回転で、ふと気づけば1月12日。あれっ?もう2月3月という気分ですが、お正月からまだ一週間なんですね。やっぱり人って気分や感じ方の問題が大きいですね。「人生は心ひとつの置き所」ですから、完全積極的にまいります。

さて、今日も現場での出来事。

完成までもう少しの和歌山市太田のA様家。上の写真のように現場は大工工事も随分進み、かなりお家の空間がつかめるようになってきました。

あちらこちらでお気に入りの(私の)場所も形になってきて、設計段階に想定していたよりも、見え方が面白かったり、結構目立ったり、思っている以上に広がりが出ていたり、魅力的になっている所がたくさんあって、テンションもあがります。

ですが、私ばかり喜んでいても仕方ないわけで、お客様はどうかと言いますと、

後ろ姿なのでちょっとご紹介させてもらいました

現場打合せの際に、このように一緒に色々みていただきます。(可愛い後ろ姿ですね~)

造り付け家具の出来ていく所なども、しっかり打ち合わせした上で、現場でも出来ていく様子を細部までご覧いただきながら。

自分の欲目かもしれませんが、皆様かなり楽しんでいただいておりますし、少しずつできていく様子をとても嬉しそうにご覧いただいています。

実際、業界では現場でお客様と打ち合わせしながら決めていくなどは手間がかかってダメと言われますし、できるだけ現場でお客様とお会いするのを減らすようにとも言われます。(普通ものが出来ていく製造工場などに一般の方が入ることってないように、お客様が入ると少しですがその分工事も止まりますし、安全の問題や、出来上がっている部分の養生の問題などもありますから)

だけど、やっぱり一つ一つ出来上がっていく現場はとても楽しいものです。せっかく一生に一回(普通は)なのだからその楽しさをお客様に味わっていただきたいと思います。今世の中にあるものづくり、例えば車とかでも家電でも、造っている人の顔が見えるなんてことはありません。その点、工務店の家づくりはまだまだ「つくる人とお客様」の距離が近く、顔の見えるものづくりです。だからその体験を楽しまなきゃもったいないと思うわけです。

今年も、弊社の現場では、どしどし「家づくり」を楽しんでいただければと思います。(Blogでも楽しんでくださいね)

はい。それではまた次回。よろしくお願いいたします!


ホームページのリニューアルに伴い、ブログも新サイト内に統合しました。

過去のブログの記事(2020年以前)はこちらからご覧いただけます。

New