野上のブログ

むねあげ=棟上げ

皆様GW休み如何お過ごしでしたか?まだ今週中はお休みという方もいらっしゃるでしょうか?

私、いつも遠出などはせず、なんだかんだで仕事や建築からみのことをしておりますが、今年は例年以上にお出かけも友達と会ったりもいたしませんでした。出かけたと言えば一年に一度は必ずお参りしている山奥の神社へ静かにお参りにいっただけ。参拝される方も少なくて、いつも以上に良い雰囲気でありました。

さて、連休明け一発目はめでたく棟上げの模様から。上の写真は棟上げの際のお供えものの鯛です。(お客様がご用意いただいたものが本当に立派な鯛でびっくりしました。私の経験上でも1・2を争う立派さでありました。)

何度となくこちらのBlogでもご紹介しておりますが、棟上げとは木の家の骨格である柱・梁の木組みが組まれて、お家のカタチを一日して現れる一日。ここまで一月半位かけて、大工さん達が角材に木組み加工を施して柱梁にしてきた苦労が報われる日。お客様にとっても図面の2次元であったものが、一気に3次元の立体で姿を現す凄い一日なのであります。

梁と梁が継がれている部分。「継手=つぎて」と言います。外から見るとただ2つの角材をつなげただけにしか見えませんが、内部では複雑な凸凹加工で木が組み合わされ強度をもたされています。

棟上げから1週間弱で現場は、

屋根のカタチをつくる「野地」という工事段階がほぼ終わりました。この頃は

柱梁に加えて間柱(まばしら)や下地の木もたくさん出てきて、現場の木のボリュームが凄いんです。私共は全く普通のことなのですが、以前あるお客様から【大彦さんの現場は梁も太いし、柱も多いし、とにかく木の量が多くて「ほんまに木・木・木やん。こんなに木使うん?」という感じ。自分達が見てきた他の所と全然違うから絶対現場見学会した方がええって!】とアドバイスいただいて、現場見学会させてもらったこともありましたね〜。

最後に、棟上翌日にお客様から頂戴した嬉しいメールをご紹介して今日のBlogはおしまい!また次回もよろしくお願いいたします。

《土曜日の上棟式はありがとうございました。家作りを考え出してから1年ちょっとですが、色々と楽しいことや、悩むこともありましたが、何とかここまで来ることができました。やはり、形となって現れると本当にうれしく思います。 また、仕事を見ていて思ったのですが、安心して仕事を任せられる業者とめぐり合えたのがよかったっと改めて思いました。今後ともよろしくおねがします。》 うれしいですね〜。頑張ります!!


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