テレワークはどこで？

最近よく耳にするのが「テレワーク」。家づくり現場では無縁な言葉でありましたが、実際、お客様方から「今、テレワーク中だよ。けど職種的にやることがなくって」など聞くことも増え、テレビでも実行されている方の映像を見るにつけ、俄然自分の廻りの問題になってまいりました。識者の中には、このままテレワークが一般化していく！なんて意見もありますが、ならば家づくりにも大きく関わります。

なら、どこで仕事するのでしょう？

職種的にお仕事を持ち帰る方や、読み書きやパソコン、模型づくりなどのご趣味をもつ方などには、元来「書斎」という部屋がありました。大きさそれほど必要でなく、逆に「小さくこもれる方が良い」というご要望がほとんどです。小さいから寝室の横やロフトなどにも設けられます。こういうお部屋があれば、困らなさそうですね。

また、女性の方からのご要望が多いのですが（もちろんその方の使い勝手や考え方によります。あくまでも今までを平均すると）キッチンやリビング脇にある書斎コーナー。用途は書斎とあまり変わりませんが、家事をしながらだったり、子どもの勉強もそこで見たりなどの要望から設けられます。

その上、「ちょっと空いた時間に趣味を楽しんだり、自分の一画に座ってほっとする」なんてご要望もございます。だから、明るさや眺めなども必要ですし、リビングやダイニングとつながっている必要がありますので、仕事に集中・没頭するには、もしかしたら不向きなのでしょうか？

さらに、大きなテーブルも良いのではないでしょうか？小さなお子さんがお家にいたら集中し難いかもしれませんが、家族の色々なことに使える大きなテーブルなら少々仕事のものを広げても大丈夫だし、愛着の湧く無垢の手づくりテーブルと長く座っていても疲れないお気に入りのチェアなら、仕事も楽しくならないでしょうかねぇ？

実際お家を建てていただいたお客様方から、「週末目的なく買い物へブラブラすることも減って、お家でゆっくりする時間が増えたよ」なんてお声をもらうことが多くて、それはもの凄くうれしいことです。

今回のような事態で強制的に家に居る時間が増えることはうれしいことではありませんが、お家に居る時間が長くなると、やっぱりお家が【ここちよい・楽しい】というのは大切になってきますし、家の空間に身を置くことで心が落ち着き、光や風・眺めの気持ちよさを感じていいただき、ふとした瞬間に幸せを感じてもらえるようなお家でありたいと思っています。

そうそう。弊社の倉庫には上のような魅力的な無垢板の在庫も揃っていますし、実際一枚板のテーブルを大工さんが手づくりさせていただくことも多いです。

「ここちよい書斎＆書斎コーナー」や「大きな無垢テーブル」などのリフォームにご興味あられる方は、是非お問い合わせくださいませ。『一枚板テーブルを造りたいので無垢の板見てみたい！』などのご希望ございましたら、いつでもご覧いただけますので、ぜひ弊社工房へ。

最後にばっちり営業みたくなりましたが、コロナショックも早く収束して欲しいですね。本当に。ただ、この機会に多くの方が『人が心地よく暮らすための空間・環境』の大切さにお気づきいただき、自然の素材や、それを仕上げる大工職人の手を大切にする家づくりへと、変わっていってもらえれば嬉しいことだと思います。

（今回のBlogは弊社が毎月発行しております、情報誌「つくり手」の内容の一部を転用しました。「つくり手」にご興味ある方は「お問合せ」よりお申し込みいただけます）

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