野上のブログ

大成功!

さて、いつもご覧いただいております方はピン!と来たと思いますが、、、

そうです。吉野の手刻みイベント、【Hut to tekizami】でございます。たっぷりご紹介したい所なのですが、今月号の情報誌【つくり手】に詳しく書くつもりでして、さらっとだけご紹介。

素晴らしい大工の伝統技術「手刻み」を守っていこう!いや、もっと盛り上げていこう!という趣旨のこのイベント。吉野町や、吉野の製材組合も巻き込んで(そもそもそちらのイベントに入れてもらってが正確ですね)建築界のビッグネーム、建築家の堀部安嗣氏や木造構造の山辺豊彦氏、建築環境の野池政宏氏のトークイベントも一緒に開催してしまう、住宅建築界としてはなかなかビッグなイベントとなりました。

こちらの写真にご注目。廻りで見ているギャラリーの方々です。一般の方もいらっしゃいますが、製材業者などの木や材料の業者さん、建築家、工務店の経営者、そして何より同業の手刻み大工さんがずらっと並んでおります。特に大阪の羽根建築工房の腕の良い大工さんたち。

大彦から参加した20代の大工さんと同世代の活きのよい大工さんから、50代の凄腕のベテラン大工さんまでが、「どんな仕事するの?」お手並み拝見!って感じで居並んでおります。

それから左手の黒い服の方。黒い服でピン!とくる方もいらっしゃると思いますが、撮影の方。細部までカメラで撮影しており、それが離れた所で生中継されておりました。はい。もちろんそれを見ている他の工務店の大工さんもおります。

今回、初めて墨付け(木組み加工の設計。棟梁の仕事です)をしたのは、3年目、25歳の金子君。(右から二人目)お客様のお家ではないから、プレッシャーもマシかと思いましたが、いやいやとんでもない。凄腕大工さんたちの厳しい目にさらされるという、逆にすんごいプレッシャーを受け。施工前は大緊張。

しかし、そこは大したもので先輩大工さんの助けを借りて、無事完成。よくやりました。

その後の貴重なお話もあるのですが、そこは情報誌でお伝えするとして、皆、物凄くよい経験になったのではと思います。このような機会をいただいた手刻み同好会の皆様に感謝感謝でございます。

作業風景などは情報誌の発行後にまたご紹介いたしますね。ではでは。


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