野上のブログ

カウンターテーブルのお家②(一枚板テーブル、無垢テーブル、梁の見えるリビング)

前回からの続き。

玄関からリビングに入るとこう。奥が和室、右奥が階段ですが、何と言ってもまず目に飛び込んでくるのはこの大きなカウンター。

長さが2.7メートル×幅90センチもある、タモの一枚板のカウンターです。お客様のまず初めのご要望にあったカウンターテーブル。どういった理由でご希望されたか?やどういう所が便利か?などは、また次回にお伝えいたしますが、とにかく凄い存在感。

こちらのお家は、全てこのカウンターテーブルから始まっています。間取りや広さ、高さまで、全てがこのカウンターテーブルを中心に出来ていきました。特徴的なご要望ですから、多くの方に合うわけでもありませんし、汎用性もないかもしれませんが、逆に言うと「注文建築・完全オーダー」の良さや力が出ているお家とも言えますね。

銘木屋さんへお客様と一緒に探しに行ったタモの一枚板を2枚継ぎ合わせて(はぎ合わせて)作ったカウンター。同じ木からとった板同士で造る場合もありますが、杢目と微妙に違う色も楽しめて、かなり魅力的なカウンターになったのではと思います。

テーブルの上にはこちらもお客様のこだわりの照明が並びます。初めての打合せで、こんなカウンターテーブルのあるお家にしたい!と写真を見せていただきましたが、その通りの雰囲気になりました。

リビングの南側を見るとこう。まだ植栽が終わっていないので、少し寂しいですが、大きな木製窓と梁の見せた天井、さらに天井の板がマッチしていて、とても良い雰囲気だと思いますです。

障子を閉めますと、こう。これも良い雰囲気です。カウンターテーブルの向こうの地窓(低い窓)も。全体的に重心を下げて「ここちよい」雰囲気づくりに一役買ってくれています。

さて、次回はいよいよキッチンとカウンターテーブルの関係性に。お楽しみに。


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